日記

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巡る季節

 とうとう春だ。
 
 昨年の五月、肺炎の発病時にも延命処置の可否の判断を迫られ、また今回も最期のあり方を決めておくようにと云われた。

 去年の暮れには覚悟した日もあり、いつまたその日が来るのかと、不安とも安堵ともどっちつかずの生活が続いていた。

 何度も悪くなっては元気を取り戻した、凄い生命力に驚く。しかし今回はもう元気を取り戻すことがないと思われる。このまま徐々に下降線を描いて行くのだろう。今までのように、容体の日替わりはもうないだろう。

 水が飲めない。しかしどうしても飲んでもらいたい薬が、痛がる関節炎の痛み止めと、尿道が詰まって出なくなるから、その薬とは飲んでもらいたいのだ。何とかそれだけの薬を飲むだけの水は飲める。

 ただ一つの救いが、脳の病気ということだ。どう感じているかは計り知れないが、あまり辛そうでないのは救いである。が、どうなのだろう、言葉が話せないから分からない。今は、声も出ず微かに動かせていた唇も、もう動く事もなくなっている。
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by mariasizu | 2014-04-02 19:22