膠芽腫、便秘、下痢、腸炎、前立腺肥大症、肺炎。
退院はしたものの、二日後の夜から高熱が出、先生から肺炎かも知れないと言われた。もう駄目かと思っていたら、今日は熱もなく安定している。
一体、高熱は何だったのか。膠芽腫は関係ないのか。
何故腸炎になるのか、前立腺肥大症は前からのことで、確かに治療は受けていたけれど、全く尿が出なくなったりはしなかった。なのに、何故バルーンをつけ、導尿しないといけなくなったのか。
結局、今の状態の一番の病名は何なのか。
立てない、勿論歩けない。熱は下がっているが食欲はなく、下剤を使えば一回は出ていた便が、それからは下剤が効かなくなっている。
ただ様子を見て対処するしかないが、訳が分からなくなってきた。食べてくれたら喜び、バルーンに溜まっている尿が一定量あり、下剤が効けば安心する。熱がないから、大量の汗のため、何回も衣服の着替えをせずに済のでやれやれと思う、それだけのことになってしまった。