日記

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早朝6時の鐘

 毎朝、6時にお寺から鐘の音がきこえる。

 ごうううう~~んと余韻を残して届く鐘の音を、寒い冬の朝など布団の中で聞くのは中々良いものである。

 昔は、お寺からこの辺りまでは家も少なく、鐘の音も大きい音で聞こえていた。ところが次々と家が建ち、、それにつれて、だんだん音が聞こえにくくなって、最近は小さな音にしか聞こえなくなってしまった。

 前々から思っていたことだけれど、毎朝6時ぴったりに、鐘を突きに釣り鐘堂に行くのは、とてもじゃないが、大変なお仕事だと思っていた。
嵐の日も、凍りつくような寒い朝でも一日も欠かさず、それは大変なことである。

 そして、最近思ったのだが、数秒も違えず一日も欠かさずあんなに毎日出来るものなのかと疑問に思い始めた。もしかしたら録音機がセットされていて、自動的に拡声器から放送されているのでは、と推測していた。

 これを確かめたいと思い、朝のウォーキングの時間を、丁度6時にお寺の前に行けるよう家を出た。
一日目は少し家を出るのが遅かった。境内で近所の方と立ち話をされていた。
 きちんと突くところを確かめたくて、翌日は時間に遅れないように行ってみたところ、作務衣を着たお坊様が鐘を突いておられた。

 わたしは、なんと愚なことを考えたのかと、頭の垂れる思いをしたのである。
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by mariasizu | 2013-08-20 22:42